2025年11月6日(木)〜11月26(水)にかけ、NUDAと札幌市立大学の共催による公開講座「となりのユニバーサルデザイン(全4回)」が、札幌市立大学サテライトキャンパスで開催されました(参加者のべ21名)。
第1回は酒井正幸講師(NUDA理事長、札幌市立大学名誉教授)による「ユニバーサルデザインのあゆみ」。1985年にロン・メイス氏(米ノースカロライナ州立大教授)がユニバーサルデザインの概念を提唱して以来今日に至るまでのわが国の民間企業を中心とするユニバーサルデザインの実践的取り組みの歴史を自身の体験をベースに解説しました。
第2回は柿山浩一郎講師(NUDA理事、札幌市立大学教授)による「人に伝えるためのユニバーサルデザイン」。ユーザーにわかりやすく伝えるというユニバーサルデザインの基本について、医療現場で医師・看護師がらの患者への説明ツール、動物園や図書館でのサイン計画等、豊富な実践例をもとに解説しました。また受け手に与える感性的な影響を踏まえた色や形の選定基準など実用的な内容についてのレクチャーも行われました。
第3回は小宮加容子講師(NUDA理事、札幌市立大学准教授)による「遊びのユニバーサルデザイン」。子供たちを対象とした「遊び」を有意義で、かつ子供たちが興味を持って主体的に取り組むようデザインするためのノウハウを、豊富な実践例をもとに解説しました。遊びの中に含まれる「アタマ」「ココロ」「カラダ」という心理学的要素のバランスを配慮することが重要とのことでした。
第4回は伊藤健世講師(札幌市立大学教授)による「ユニバーサルデザインとユーザー心理」。ユニバーサルデザインを考える上で大切なことはユーザーの心理に目を向けることで、UX(ユーザーエクスペリエンス)に基づいたモノやコトのデザインの解説がありました。後半では聴講者に参加していただき、この考え方に基づくマーケッティング企画法であるカスタマージャーニーマップづくりの演習も行われました。
2025年6月28日(土)〜29日(日)札幌市立大学芸術の森キャンパスで開催された日本デザイン学会春季大会の企業・団体展示に出展いたしました。当日はこれまでのNUDA の活動紹介のパネル展示や今年創刊のHokkaidoU&K-Journal(NUDA、日本感性工学会北海道支部共同発行)の配布を行い、多くの来場者がブースを訪れ、NUDAの活動を知っていただくよい機会となりました。
2025年6月NUDAと日本感性工学会北海道支部が共同で雑誌「HokkaidoU&K-Journal第一巻」を発行いたしました。
本誌は学術論文誌の一歩手前の両団体メンバーが気楽に投稿できる雑誌という位置づけです。特にこれから感性工学会誌等への学術論文の投稿を目指す学生諸君や、学術論文を書いた経験のないNUDAの一般会員が論文形式にとらわれない報文、エッセイ等を自由に投稿し、両団体の会員相互の交流の場として活用してもらうことを狙ったものです。今回は両団体メンバー7名(共著者含む)からユニバーサルデザインおよび感性工学関連5件の報文を投稿していただきました。
尚、本誌は原則として年1回の発行を予定しております。2026年6月発行予定の第二巻に向け、皆さま方の積極的な投稿をお待ちしております。
(NUDA会員の皆さまには既にpdf版を配付済みです)
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札幌市立大学が中心となって進めた「ユニバーサルデザイン的視点に基づくサイン計画に関する調査」に、NUDAのメンバーが参加しました。
数度にわたる現状調査に基づいたサインの検証を行い、色覚チェックなど具体的な作業を通して公共空間の視覚情報のあり方を共に考えました。